BIG BOX

実は昨日、あまりにハイテンションで読書に励んだので、私の脳味噌にとっては劇薬にも等しいドトールのアイスコーヒーを以ってしても、今日はあまり能率が上がらず、仕方がないので、早稲田のBIG BOXの古書展に出かけることにした。
で、「古書現世」という古本屋で本を一冊、千円で購入したのだが、この本が私にとっては極めて貴重書であったことが、読んだ後で判明した。ざっと確認しているうちに興奮の度がみるみる増してゆき、「そ、そうだったのか」という驚きと、未知なる歴史の真実を次々突きつけられることの恐怖が、否応なく私を襲ったのだった。
私の仮説していた歴史像は、辛うじて持ちこたえた。が、細かい修正点と、新たに論じるべきポイントが見つかった。歴史研究の恐怖か。あるいは醍醐味か。
ちなみに「古書現世」は、私のアンテナにあるブログの人がやっているお店だと思う。感謝しなければならない。