『セーラー服と機関銃』

視聴。長澤まさみちゃんの熱演をただただ応援するだけのアホな視聴者に成り下がる。
とはいえ、見ていないので想像で言うのだけれど、たぶん80年代の薬師丸ひろ子がもっていたアウラの再現とまではいかなかったのではないか。性的にタブー視された、それゆえの少女性というものを前提にしたこの作品世界は、この時代にあって、もはやリアリティーを持たないのではないか。そういう憾みがある。
これも見ていないので何ともいえないが、『涙そうそう』は「兄妹」という設定によって「性的なタブー」に由来する少女の純粋性を確保しようとしているのではないか、と予想してみる。