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自分が死んで、腐乱死体になって、臭気を放っている場面を、最近ときどき思い浮かべる。そこまで想像すると、自分がたしかに物質性を帯びていることが、明瞭に意識できる。そういう物質としての自分に、妙なリアリティーを感じるのだが、それは例えば、うんこを異物とはしない、自己了解のあり方だ。