終日労働、労働者のつぶやき

アイデンティティー問題どころではなくサバイブしなければならなかった貧しい世代があり、豊かになって社会の中でどう自己実現を果たしていくかが問題となった世代があり、豊かになりすぎて自己実現をあえて社会のなかで果たす必要がなくなった世代、つまり自意識が空転するようになった世代があってから、社会領域が多次元化・複雑化するなかテクノロジーによって動物的快楽を享受する自己適応戦略を選ぶ世代が現れた(などと、言われたりする)。
エヴァンゲリオン碇シンジ君の気持ちが分かってしまうのは3番目の世代ですが、社会的関心を持たない3番目と4番目の世代を前提とし、また彼らを利用しつつ、政治的・経済的イデオロギーはどのように作用していくのだろうか。これが近頃気になる。左翼かぶれ?