見ちゃダメ!市川準『あおげば尊し』(2005)
新文芸座。
犯罪的な駄作。これと比べたら『ゆれる』は名作だ。うすっぺらいペラペラの人間が映画を撮ってみました、という感じ。多分、本など一冊も読んだことない監督なのだろう。 幼稚で、観念的で、説教くさい。臭気プンプンの映画。小学校教師のテリー伊藤が父親の介護をきっかけに生と死について考えてみたというストーリーだが、テリーもこんな映画に出て疑問は生じなかったのだろうか?いま私の手元に「DEATH NOTE」があったら、極太マジックで「市川準」と発作的に書いてしまうことだろう。腹立たしいことこの上ない。馬鹿は死ななきゃ治らない。