社説のまとめ

朝日新聞社説。まあ、一応、こういうことですね。

・・・最近、自民と民主両党の支持率が下がり、無党派層が50%にも膨らんでいる。政党に対する不満の広がりを物語る。政党名を掲げて戦った道府県議選で、自民党は議員数を減らした。知事選の結果に浮かれる余裕はなかろう。/政治決戦となる夏の参院選に向けて、戦いの構図が鮮明になってきた。この有権者の不満のガスに火をつけられるかどうかなのだ。挑む立場の野党、とりわけ第1党の民主党のハードルは高い。/変化を望む声を結局は現職が引きつけたのは、その実行力が評価と期待を集めたからだろう。現職の強みだ。政権の座にいない野党にとって、実行力を示す機会は限られる。/そのハンディを跳ね返すにはよほどの気迫が必要なのに、今の民主党にそれがあまり感じられないのは残念だ。(朝日新聞4月10日社説)

「大衆」に政策選択能力はないので、政党は分かりやすいアピールで「喝采」を勝ち取らねばならないわけですが。「天下り禁止」法案でどうなることやら。ただ、この国は高齢者がお金持ちゆえ保守的であり、同時に彼らの投票率が高いために、今の民主党ではどうも不利なように思えるんですよねぇ。