読んだ本、沢尻エリカ

明日のための準備作業。一応メドがついたが、まだこれからもやるつもり。
昨晩、バルビローリとムラヴィンスキーを聴いたのだが、素晴らしい。良い演奏にはおのずから説得力が備わるってもんです。バルビローリのマーラー9番はベルリンフィルだったはずだが、ロンドンフィルでもバルビローリならではの懐の深さを感じた。「弦楽セレナード」はモーツァルトを意識して書かれたそうで、たしかに第一章はそのような感じがしましたね。
昨日読んだ本。ステロイド剤の種類と使い方が分かるスグレモノ。アトピー治療に関心のある人にはきわめて有益な一冊。「湿潤」という炎症の重症化した症状に蒙を啓かれた。

間違いだらけのアトピー治療 (新潮新書)

間違いだらけのアトピー治療 (新潮新書)

高島俊男の本。口述筆記のためかきわめて読みやすい。新井白石本居宣長森鴎外内藤湖南夏目漱石幸田露伴津田左右吉柳田國男寺田寅彦斎藤茂吉。どれもこれも面白くて、有益かつ、人となりがくっきり浮かび上がってくる素晴らしい本です。寺田寅彦による猫の観察描写には爆笑を禁じえなかった。おすすめ。
ぼくの好きな十人の文章家 座右の名文 (文春新書)

ぼくの好きな十人の文章家 座右の名文 (文春新書)

ちょこちょこ話題になっている本ですが・・。広告費だのみの経営モデルでは、新聞は破綻するしかないのでは?という内容。毎日・産経・中日の各新聞社が業務提携し、朝日・読売二極体制に割り込んで、新聞記事の質の向上を含めた体質改善を図っていくという構想が示されている。消費税率アップで収益構造はどうなるか?
新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

これは企画が良いよね。昔の美女の写真が良いのと、原節子が素敵。小津安二郎のエッセイは下手くそだなぁと思ったね。
昭和十二年の「週刊文春」 (文春新書)

昭和十二年の「週刊文春」 (文春新書)

ところで沢尻エリカの舞台挨拶にはさすがの私も度肝を抜かれた。あれくらい我を張って生きるのも、それはそれで大変だろうと思う。朝青龍より図太いのでは?
福田首相のカツゼツの良さが、前が前だっただけに、際立ってきこえる。あと、ワンフレーズ・ポリティクスが自然に出来ているような気がするのだが、気のせいか?