今日はものすごく普通な一日だった。
昨晩、よしながふみ『こどもの体温』を読み終えたのだが、主人公の子どもは中一で童貞喪失というモテ少年で、「童貞喪失すらも何気ない過去」といわんばかりの洒脱な風情に違和感を感じまくりつつも、「やっぱり女目線だと、こういうおしゃれでそつのない男の子が理想だし萌えるよな」と納得せずにはいられなかった。

こどもの体温 (ウィングス・コミックス)

こどもの体温 (ウィングス・コミックス)

昔、家庭教師先の子供がやはり中一か中二で童貞喪失したとき、「お前のように脳が育ち切っていない人間には、そういう行為は有害である」などと言いながら性教育を施して、「しかしこれにはルサンチマンが混じっているな」と内心で感じたのを思い出した。わたしは「自分にセックスができるとは到底思えないが、勉強をして良い学校に入れば、ひょっとするかもしれない」と思いながら中高時代を過ごしたもんね。男子校だったしね。
明日は、渋谷で『鬼畜大宴会』を観てから、『童貞を。プロデュース』を観てみるのはどうだろう?と思っている。