亀田親子が会見した模様。ダイキは、ハラキリではなくマル刈りで反省。ただ一言も話さなかったらしく、もしかしてとは思いつつも、朝青龍と同じパターンで同情を買うつもりか?と悪い予感がよぎった。ここは、亀田コウキのモノマネが無駄にうまい河内人Hiroumixに亀田家の腹の内を代弁してもらいたいところだ。
最近はちょっと調子が乗らない。今日は、大嶽秀夫新左翼の遺産』を3章分ちょっと読んでから移動し、友達と会ったので話し込んで、勉強して帰った。ちなみに大嶽本については何かの論壇誌で、宮崎学の批判を読んだ記憶がある。わたしは西部先生の『60年安保』を読んで以来、全学連―ブントの人脈について妙にリアルなイメージを持っているので、けっこう楽しく読めた。細かなことだが、昭和30年前後の大衆運動闘争については、個人的に整理したい部分が見つかった(33〜34)。あと、清水幾太郎はわたしは好きだ*1
昨晩は『千年紀のベスト100作品を選ぶ』を読んだ。面白かったけど、私は丸谷才一を理由なく嫌悪していることもあり、絶滅寸前の文学青年の生き残りがノスタルジーに耽っているようにも感じたな。だって、文学作品ばっかりなんだもん。
とはいえ、後半からの豪華執筆陣による作品解説はたいへんな読みごたえ。「ミケランジェロダビデ像ユダヤ人なのになぜ皮かむりなのか(=割礼を受けていないのか)」という大岡玲氏の指摘には笑った。漱石はいつかちゃんと読みたい。
藤原和博『給料だけじゃわからない!』(ちくま文庫)を読んで、フェローシステムがリクルートでどう機能しているのか、Hiroumixにいつか聞いてみたいと思った。

*1:清水幾太郎を評価しない戦後思想の見取り図の描き方には、それだけで一定のバイアスがかかっていると思う。もちろん、この「バイアス」を選択する自由はある。