金子修介『1999年の夏休み』(1988)

公開:1988年 監督:金子修介 主演:宮島依里大寶智子、中野みゆき、水原里絵
山深い、全寮制の学院の寄宿舎で夏休みを過ごすことになった3人の少年のもとに、かつて崖から身を投げて死んだ悠と瓜二つの少年・薫が現れる。薫は、3人の動揺を見抜いたように、奔放な振る舞いを見せ、皆を困惑させる。少年たちを演じた宮島依里大寶智子、中野みゆき、水原里絵らのみずみずしい演技も素晴らしい、萩尾望都トーマの心臓」をもとに少年期の心の揺らぎを繊細に描いた一本。

少年愛がテーマのカルト映画。中学生くらいの深津絵里が出てくる。それにしてもギムナジウムを日本に移す設定は無理がありすぎ。