坪内祐三の悪口・その2

ついでに思い出したので書くが、坪ちゃんはかつてブログで文章を書くことをえらく否定して、「商業誌で勝負しないと良い文章は書けない」みたいなことを言っていたんだが、「ああ、坪ちゃんは、自分の文章がブログ日記そのものだから、ブログの普及に過剰反応せざるをえないんだな。意外とケツの穴の小さい男なんだな」と僕はひどく憐みを覚えたことがあった。
するとちょっと前のスパで、<私の文章は日記そのものだから>というような発言をしていたので、「ああ、やっぱしそうだったんだな」とその開き直りぶりを面白く読んだのだが、たぶん「ブログの世界なんて過剰反応するほどのレベルじゃないな」と気づいて、ちょっと余裕が出たんじゃないかと思う。まあ可愛らしいといえば可愛らしい。