げんしけん』の7巻と8巻を読む。このマンガは読めば読むほど傑作だと思えてくるのだが、この両巻は荻上さんと笹原がメインになっている。7巻では笹原のエロゲー・シーンがあまりにも秀逸。8巻の××シーンも心から素晴らしいと感心した。そしてエロい。
大野さんが「笹原強気攻め×斑目総受け」などと解説してくれるので、腐女子の基本用語も頭に入ってきて勉強になる。でも荻上さんが屈託しているのは、腐女子にありがちなパターンだろうと思っていたボクは、隠されていた事情が明かされて、ちょっと予想外に感じた。深く味わい深い設定で素晴らしかったけど。

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

げんしけん(8) (アフタヌーンKC)

残すは9巻のみ。いずれにせよ読書人必読の傑作マンガと言えるだろう。一度、エロゲーを体験してみたい。