頭がいたいので、今日も酩酊。昨晩寝る前に酩酊しながらレヴィ・ストロース『神話と意味』(みすず書房)を読んでいたら、神話的な物語が衰退するとともに小説が誕生したのと同じ時期(ルネサンス/17世紀)、西洋音楽に特有な音楽も出現したのだと書かれていて、なるほどなぁと思った。フーガとかソナタとかは神話と同じように構造分析できる。バッハ、モーツァルト、ベートーベンが「古典(クラシック)」であるのは、われわれがそこで開示された感覚世界にいまだ内属しているからであって、この認識はけっこう重要だろうと思っている。