2005-03-30から1日間の記事一覧

村上泰亮『新中間大衆の時代』

これ以上長くなると日記でもなんでもなくなるが、サッカーもバーレーンに勝ったことだし、村上泰亮(やすすけ、1931年生まれ)『新中間大衆の時代』(1984→1986)の感想。 あとがきに整理されているように、この本のテーマは四つ。①戦後日本企業の特性と産業…

『保守主義的思考』

Mannheim(1893−1947)を読む。ずばり名著。一度読んだときにはよくわからなかったが、ここのところ私が考えてきたことが洗練されたかたちで、しかも思想家の膨大な引用を付して、ばっちり記述されている。 Mannheimは知識社会学の始祖として知られているが…

英語のはなし

起きてから何気なくテレビのスイッチを入れると、フジテレビ「特ダネ」で、「海外親子留学」特集というのをやっていた。じつは昨晩、茂木弘道『文科省が英語を壊す』(中公新書ラクレ、2004)読んだところだったので、つい興味が引かれてしまった。 本書の主…