2005-12-23から1日間の記事一覧

「しゃべり場」についての考察

「しゃべり場スペシャル」というのを見てみたら、渋谷のギャルと青森の真面目な大学生が話し合っていたので、面白かった。「しゃべり場」は最初は大変面白かったが、すぐにマンネリ化がひどくなり、長らく方向性を見失っているようだったけれど、今日のスペ…

本日の雑感

思わずフィーバーしてしまったが、今日書きたいと思ったのはまったく別のことなので、また今度書こうと思う。 今日は洗濯したあと、いらない本を売った。ブックオフで2000円弱になった。で、山口俊夫『フランス債権法』が105円で売られているのを見つけた。…

「マレビト論再考」

第四章では、マレビト論をめぐる折口信夫と柳田國男の対立について、高取なりの見解が示されている。大変、興味深い。 柳田と折口の対談で、柳田が「あなたがマレビトということに到達した道筋みたいなものを、考えてみようじゃありませんか」と述べたのに対…

『日本的思考の原型』

高取正男著。昨日読んだのだが、面白かった。「事的世界観」の出自を発見したような気がする。 宮本常一が、九学会連合の対馬調査で、村の区有文書を借り出そうとしたとき、その是非をめぐって、寄合が三日ほども続いたのだという。しかも寄合での協議は、議…