2007-10-31から1日間の記事一覧

古田博司『新しい神の国』

昨日は古田博司『新しい神の国』(ちくま新書)を読み終えたのだが、これはかなりおすすめ。重要な問題提起がなされていると思う。 丸山眞男は田舎者ぎらいで、知識人的な背伸びした生き方を軽蔑する町人を否定していた。しかし著者によれば、西洋社会を絶対…

納得できず。人生に嫌気が差してきた。 『哲学の歴史7理性の劇場 カントとドイツ観念論』(中央公論新社)は全体的に興味深そうな内容だが、とくにヘーゲルの項(加藤尚武執筆)がすごいことになっている。ヘーゲルの自筆原稿について、「どうしてこれほど…