逃避の足跡

これだけ自分が逃避してきたのだと思うと、なんだかもうちょっとなんとかならなかったのかと反省したくなってくる。

12月
川上弘美『真鶴』(文藝春秋
池田弥三郎『私説 折口信夫』(中公新書
稲垣浩『ひげとちょんまげ 生きている映画史』(中公文庫)
山口昌男『仕掛けとしての文化』(講談社学術文庫
小林信彦『一少年の観た〈聖戦〉』(ちくま文庫
水木しげる『ニッポン幸福哀歌』(角川文庫)
野坂昭如『エッセイ2 焼跡闇市派』(ちくま文庫
小林信彦『夢の砦』(新潮文庫
長谷部・杉田『これが憲法だ!』(朝日新書
平出鏗二郎『東京風俗志』(ちくま学芸文庫
坪内祐三『「近代日本文学」の誕生』(PHP新書)
坪内祐三『考える人』(新潮社)
坪内祐三『同時代も歴史である』(文春新書)
水尾比呂志『評伝 柳宗悦』(ちくま学芸文庫

11月
赤塚不二夫『人生これでいいのだ!!』(集英社文庫
山崎正和『社交する人間』(中公文庫)
柳宗悦『蒐集物語』(中公文庫・復刊限定)
岡野弘彦折口信夫の晩年』(中公文庫)
トルストイイワン・イリイチの死』(光文社文庫
長谷川如是閑『私の常識哲学』(講談社学術文庫
樋口『「日本国憲法」まっとうに議論…』(みすず書房
小林信彦『うらなり』(文芸春秋
新藤兼人『小説 田中絹代』(文春文庫)
斉藤茂男『わが亡きあとに洪水はきたれ!』(ちくま文庫
加藤周一『二〇世紀の自画像』(ちくま新書

10月
水木しげるゲゲゲの鬼太郎 (3)』(ちくま文庫
原田和典『世界最高のジャズ』(光文社新書
小林信彦『時代観察者の冒険』(新潮文庫
山田風太郎『同日同刻』(ちくま文庫
上笙一郎『児童文化書々游々』(出版ニュース社)
川本三郎『日本映画を歩く』(中公文庫)
串間努まぼろし小学校 ものへん』(ちくま文庫
小沢昭一『日本の放浪芸』(岩波現代文庫
池辺三山『明治維新 三大政治家』(中公文庫)
大月隆寛『独立書評愚連隊 地の巻』(国書刊行会
種村季弘『江戸東京《奇想》徘徊記』(朝日文庫

9月
ラブレー宮下志朗訳)『ガルガンチュア』(ちくま文庫
渡辺一夫『私のヒューマニズム』(講談社現代新書
田辺茂一『わが町・新宿』(旺文社文庫
サン=テグジュペリ野崎歓訳)『ちいさな王子』(古典新訳)。
バタイユ『マダム・エドワルダ/目玉の話』(古典新訳)。
佐々木毅『近代政治思想の誕生』(岩波新書
小林信彦『日本の喜劇人』(新潮文庫
小島毅『近代日本の陽明学』(講談社選書メチエ
中野翠『今夜も落語で眠りたい』(文春新書)
桂文楽芸談 あばらかべっそん』(ちくま文庫
柴田三千雄フランス史10講』(岩波新書
仲正昌樹『ポスト・モダンの左旋回』(情況出版)
梅田望夫ウェブ進化論』(ちくま新書
梅田望夫シリコンバレー精神』(ちくま文庫

8月
生方敏郎『明治大正見聞史』(中公文庫)
山本笑月『明治世相百話』(中公文庫)
苅部直丸山眞男リベラリストの肖像』(岩波新書
関川夏央『石ころだって役に立つ』(集英社文庫
網野善彦鶴見俊輔『歴史の話』(朝日新聞社
山田宏一『友よ映画よ』(ちくま文庫
古谷実シガテラ』(講談社・全六巻)
藤田嗣治『腕(ブラ)一本・巴里の横顔』(講談社文芸文庫
P・R『連帯の新たなる哲学』(勁草書房
福岡伸一ロハスの思考』(木楽舎
大月隆寛無法松の一生』(文春文庫)
エルツ『右手の優越』(ちくま文庫
渡部信一『ロボット化する子どもたち』(大修館書店)
業田良家『源さん刑事―ヨシイエ童話 』(竹書房

7月
出口裕弘太宰治 変身譚』(飛鳥新社
小山勉『トクヴィル』(ちくま学芸文庫
益田勝美『益田勝美の仕事5』(ちくま学芸文庫
樽見博『古本通』(平凡社新書
小林信彦『昭和の東京、平成の東京』(知恵の森文庫)
山口昌男『歴史・祝祭・神話』(中公文庫)
佐々木毅プラトンの呪縛』(講談社学術文庫
上山安敏『神話と科学』(岩波現代文庫
野沢一馬『大衆食堂』(ちくま文庫
植草甚一植草甚一の映画誌』(晶文社
竹内敏晴『ことばがひらかれるとき』(ちくま文庫

6月
水木しげる京極夏彦水木しげる未収録短編集』(ちくま文庫
坪内祐三新書百冊』(新潮新書
鶴見和子南方熊楠』(講談社学術文庫
吉川幸次郎三国志実録』(ちくま文庫
中条省平『小説の解剖学』(ちくま文庫
須賀敦子『遠い朝の本たち』(ちくま文庫
立川談志『談志絶唱 昭和の歌謡曲(うた)』(大和書房)
小林信彦『私説東京放浪記』(ちくま文庫
樺山紘一『地中海』(岩波新書
大村敦志『父と娘の法入門』(岩波ジュニア新書)
三遊亭円生『江戸散歩』(朝日文庫
小熊英ニ『日本という国』(理論社
飛鳥井雅道『明治大帝』(講談社学術文庫
高見順『昭和文学盛衰史』(文春文庫)
小林道夫デカルト入門』(ちくま新書
清水幾多郎『戦後を疑う』(講談社
大塚健洋『大川周明』(中公新書
松本大洋『青い春』(小学館

5月
バタイユ『聖なる陰謀 アセファル』(ちくま学芸文庫
佐藤弘夫『神国日本』(ちくま新書
斎藤美奈子『冠婚葬祭のひみつ』(岩波新書
長谷部『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書
鶴見俊輔『期待と回想(上巻)』(晶文社
鶴見俊輔夢野久作・迷宮の住人』(双葉文庫
小島直記『日本策士伝』(中公文庫)
小林秀雄モーツァルト』(集英社文庫
宮田登柳田国男対談集』(ちくま学芸文庫
中山康樹『超ジャズ入門』(集英社新書
中山康樹『マイルス・ディヴィス』(講談社現代新書
坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(新潮社)
水木しげる『ほんまにオレはアホやろか』(新潮文庫
岡崎次郎マルクスに凭れて六十年 自嘲生涯記』(青土社

4月
呉智英犬儒派だもの』(双葉文庫
池内恵『書物の運命』(文藝春秋
碧海『合理主義の復権』(木鐸社
京須偕充『落語名人会 夢の勢揃い』(文春新書)
橋川文三ナショナリズム』(紀伊国屋書店
村上春樹レキシントンの幽霊』(文春文庫)
草森紳一『随筆 本が崩れる』(文春新書)
天野『教育と選抜の社会史』(ちくま学芸文庫
吉村昭『わたしの流儀』(新潮文庫
井上真琴『図書館に訊け!』(ちくま新書
後藤雅洋『ジャズ完全入門』(宝島社新書)
業田良家『新ど忘れ日本政治』(小学館

3月
森本和夫『「正法眼蔵」読解6 』(ちくま学芸文庫
悠玄亭玉介幇間の遺言』(集英社文庫
内田百輭東京焼尽』(中公文庫)
中野雄『モーツァルト 天才の秘密』(文春新書)
宮沢章夫『「資本論」も読む」(WAVE出版)
苅谷『アメリカの大学・ニッポンの大学』(玉大出版会)
小谷野敦『すばらしき愚民社会』(新潮社)
大河内一男『経済学史入門』(有斐閣
ポランニ『大転換』(日本経済新聞社
齋藤『自由』(岩波書店

2月
小関敦之『築地で食べる』(光文社新書
竹内『丸山眞男の時代』(中公新書
京須偕充古典落語CDの名盤』(光文社新書
山口瞳『酒食生活』(角川春樹事務所)
岡田暁生西洋音楽史』(中公新書
小林信彦荒木経惟『私説東京繁昌記』(ちくま文庫
前田愛『近代読者の成立』(岩波現代文庫

1月
斎藤貴男『人間選別工場―新たな高校格差社会』(同時代社)
EHK『王の二つの身体』(ちくま学芸文庫
高坂正顕『明治思想史』(燈影舎
本田他『「ニート」って言うな』(光文社新書
向田邦子『男どき女どき』(文春文庫)梅根
ボードレールボードレール批評1・2』(ちくま学芸文庫
石原千秋『国語教科書の思想』(ちくま新書
碧海『法と社会』(中公新書
鈴木邦男腹腹時計と〈狼〉』(三一新書
穂坂邦夫『教育委員会廃止論』(弘文堂)
福田『近代政治原理成立史序説』(岩波書店
オーウェル『水晶の精神』(平凡社ライブラリー

逃避でない文献がどのくらいあるかは分からないけど、とにかく来年こそはちゃんとやります。