綿矢りさのルックス

筑紫のおじいさんとテレビで話していた。動いている姿をほとんど見たことがなかったのだが、美人である。この人は。数日前『すばる』という文芸雑誌を立ち読みしていたら、『夢を与える』はベタな作品として書いたのだ、と綿矢が発言しており、ベタなのは読めば分かるよ、ベタなストーリーを書いて一体何が表現したかったんだよ?、と一読者としてふつふつと疑問が湧いてきたわけであるが、まあ考えてみれば年若い女性だし、おまけに美人だし、色々と物を考えてそうな上に、あれだけ長い作品を書くのも大変だろうということで、この際、すべてを許したい。「太宰治走れメロス』における建築」みたいな題の卒論を書いたんだそうだ*1。美人だし、知的だし、言うことないじゃないか。

*1:柄谷行人に触発されたとか。賢い!