ここ数日の記録。
金曜日、大久保に韓国料理を食べに行ったら、けっこうディープな所だったので驚いた。大阪の大正あたりも「えらいえげつないとこやな」と思ったが、大久保も似た雰囲気を感じる。まあでも、こっちの方が全然居られる。(大阪はヤクザに混じって一般人が歩いている感じだが、大久保は慣れれば問題ないと思う。)お目当ての店が一杯だったので、また来ようと思った。
今日は西武池袋線にのって江古田に出かけた。西武沿線文化の感じがだんだん分かってきた。西武がパッケージ化した郊外化戦略が、時間を経て、独特の雰囲気を醸し出している(「大衆割烹」が林立していた)。武蔵大学日大芸術学部、武蔵野音大などがあり、地元のブックオフはすごい棚になっていた。買うものは無かったけど、面白かった。

最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書)

最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書)

大学の生き残り戦略について、かなり勉強になった本。推薦入試からAO入試を切り離すことで、入学者中の名目推薦率5割を維持(文科省の示す基準)というのは、なるほどという感じ。法人化して東大が勢力伸張、京大がローカル大学化というのもありそうな話。京産大の就職指導も興味深かった。
下流喰い―消費者金融の実態 (ちくま新書)

下流喰い―消費者金融の実態 (ちくま新書)

消費者金融が、出資法と利息制限法のグレーゾーンを使い、弱者からぎゅうぎゅうに搾り取ってまっせ、というコワイ話。サラ金に手え出したらアカンで。ホンマ。オバチャンかて「借金プラス50万」で風俗に売られてまう。メガバンクが手数料ビジネスに移行して、消費者金融業界を傘下に収めているというのも、変な話。消費者金融があれだけ街でのさばっているのも、おかしなことである。
ところで、PHP新書の新刊で出た羽入氏の本について、みなさんの感想を聞いてみたい。読書系ブログの人なんか、読んでみてくれないかな??