内田光子のCDはとても素敵だった。許光俊『クラシックを聴け!』(青弓社)に、内田版「モーツァルト ピアノ・ソナタ 第15番 第1楽章」の実況解説がある。これを読みながら聴いていると、モーツァルトの偉大さが手に取るように分かる。軽い曲だと思われているが、本当はモーツァルトの晩年に書かれたスゴイ曲なのだ。

チェーザレ 破壊の創造者(4) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(4) (KCデラックス)

佐々木先生の解説と半分くらいまで読んだ。1502年にマキァヴェッリチェーザレは直接対峙し、マキァヴェッリは彼に畏怖の感を抱くのだが、父アレクサンドル教皇が没し、チェーザレ本人も病を得ることで、彼の運命は転落していく。チェーザレがどのような心理状態においてユリウス2世の教皇選出を許すことになるのか、今後のマンガの展開が楽しみだ。
週刊文春」を立ち読みしたら、宮崎哲弥が『レミー』に感動して、涙に噎んだ話が出ていた。涙を流すのはさすがに無いと思う。
見失っていた人生の方向性だが、「チマチマしたセコいことは考えないで、とりあえずこういう作業方針が立てられるのでは?」という心境までには至ることができた。最終的にはやはりロハスな生き方が良いかもしれない。そういえば昨日はアリエス『日曜歴史家』を古本屋で購入したのだった(800円)。