ゴダールを見ようと思って早稲田まで行ったんだが、本の読み過ぎで頭痛がひどく、どうもゴダールを見る気分ではなかったので、東西線飯田橋に移動することにした。代りに、早稲田界隈の古本屋を覗いて回った。
上に「小学生のときから『小学生レベルの笑い』に批判的だった」と書いたけれど、ぼくは小学生の頃から「小学生レベルの笑いではない笑い」を追求し、十分な成果を上げているとその時は満足していたわけだが、数年前、同窓会に出席してみると、「○○くん、変なことばっかりしてたよな。ほんま、意味わからんかったわ。頭良かったけどちょっと怖かったし」ということだった。
当時は「テレビネタ、一発ギャグでは笑いはとらない」という格率を自らに課していたのをよく覚えている。それは必ずしも成功していなかった、というわけだ。