突然思い立ってフェルメール展に赴くも、あまりの行列にこれはあり得ないと思って、国立西洋美術館常設展を覗いて帰ってきた。16世紀から17世紀のネーデルランドあたりの静物画(ヴァニタス)、風景画風の宗教画が面白かった。ゴリアテの首をつかむダビデの絵(背景の夜明けの青が良い)、ラ・トゥール「聖トマス」、ヤン・ブリューゲル(父)「アブラハムとイサクのいる森林風景」(1599)などがお気に入り。印象派ってのは下らない。
フェルメール展は「平日、朝一」が基本のようだ。加藤周一が逝去。