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風邪。ここ数年で一番ひどい。咳はあまり出ないのだが、聴覚と味覚がイカれている。熱もある(はず)。基本的に風邪は引かないというのがポリシーなのだが、正月に甥っ子A→姪っ子A→甥っ子Bの順番で罹患し、さすがのオジチャマAも感染を防ぐことができなかった。
高橋洋一『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』(文春新書)を読んでみる。サラリーマンの床屋政談ネタに最適で、「日銀はマンデル・フレミング理論*1ってのが分かってなくてさ、財務省との対立か何かしらないけど、金融緩和(インフレ・ターゲット)やらないのはありえないよね」的な使い方ができるのは便利。めちゃんこ薄い本だし、異常に読みやすい。
「上げ潮派」には、中川秀直、竹中平蔵、高橋洋一の三人しかいない、というのは初耳だった(本書を読むと竹中平蔵がめちゃくちゃ偉いように思えてくる)。「公務員制度改革」についての指摘もあり。
- 作者: 高橋洋一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/05/20
- メディア: 新書
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*1:変動相場制のもとでは金融政策にしか効果がないという理論(財政政策は効かない)。