NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」を視聴。精神科の無原則な薬の処方が患者の症状を重篤化させている現状が告発されていた。自分もずっとうつ病の薬の処方は安易なのではないかと疑ってきたので、「やっぱり」と思うことが多かった。精神科医なんて、基本的には疑ってかかってるべき存在であるに違いない(というのが私の偏見、ついでにカウンセラーも)。脳の血流診断、磁気治療は期待が持てる。
ここ数年で敏感になったことだが、この社会の中に狂気はありふれている。数日前の新聞で、野村進さんが「ゴミ屋敷の住人には精神分裂病などの病の疑いもあるのではないか。マスコミは狂気を売り物にしてきたのではないか」と批判していて、たしかにその通りだと深く共感した。