正真正銘のバカ(げんみつに関西弁的な意味でのバカ)のために時間と労力を費やす羽目に陥り、ハラワタが煮えくりかえった。だいたい「バカな人間」の場合、どこかに深刻なコンプレックスを抱えていたりして、「よく考えれば可哀想な人だよね〜」などと心理的合理化を図ることが容易なものであるが、今日のバカは天真爛漫、性格はすこぶる良好、ときていて、案外こういう種類の天然バカに沸々とした怒りを抑えられなかったりするものである(勿論、自分の生活に関与してこなければ、笑っていられるのだが)。わたしは自分もバカだと思って落ち込むことが多いので、ものすごくバカに対しては同情的かつ寛容なのだけど。
追記。酒の勢いで筆が乱れた。他人をバカバカ言ってはいけません。汝、隣人を愛せよ。