2006-02-18から1日間の記事一覧

あららら…

はい、書きすぎましたね。 はてなの調子が悪かったんで、ワードで下書きしたら、癖が出て書きすぎた。

カロリング朝のルネッサンスⅡ

カロリング期においては、文法がもっとも重んじられたことが重要である。これは唯名論VS実念論の対立などでも明らかなように、中世の知的環境において無視しえない文化的背景をもつ問題であった。すなわち、たしかに文法をめぐっては非常に瑣末な議論が横…

カロリング朝のルネッサンスⅠ

こうした停滞状況を打破するきっかけとなったのは、カロリング王朝のシャルルマーニュ大帝による社会整備、とりわけその中央集権化だった。シャルルマーニュ大帝に影響をあたえたアルクインなどは、前述の宗教的土壌におかれたアングロ・サクソン教会から身…

初期の教会と教育制度Ⅱ

さて、キリスト教学校は、「出現とともに生徒に対し、その年令に応じた全人的教育を授けることを主張」することになった(66)。この後も継続されるこの傾向は、キリスト教そのもののなかにその原因を見出すことができる。すなわち、キリスト教は「魂の一定…

初期の教会と教育制度Ⅰ

著者は次のような断言から、歴史記述を始めている。「わが国の知的文明のすべての素材は、ローマに由来するものである」(50)。これはゲルマン民族に、知的と呼べるような文明が存在しなかったからである。しかし、ローマ文明とゲルマン文化とはやがて、「…

やっぱり名著だった

天才の放つ言葉というのは、衝撃力が大きすぎて、骨抜きにされちゃう感じがする。いずれ原文のほうもちょくちょく確かめつつ、読んでいきたいと思う。第5章まで読んだけれど、ほんとうに感動的な歴史記述。 方法論のところは後日に譲って(歴史変動論、保守…

再版されてたのね(感激)

『EPF』訳、ゲット!