2006-04-22から1日間の記事一覧

そして・・・

なんだか忙しい。やることがたくさんあるが、本当にやらなければならないことが、それによって後回しになっているようにも感じられる。

1997年

いまさっき「カウントダウンTV」という番組で、「1997年歌のベストテン」というのをやっていた。1位がパフィー「渚にまつわるエトセトラ」、2位が広末涼子「Majiで恋する5秒前」。3位と4位は、MAXとシャ乱Q。 正直、懐かしい。その当時、父親に車の中…

『合理主義の復権』

1973→1976年、増補版。碧海純一。好著。 ケルゼン―尾高朝雄の学統を引継ぎ、ドイツ観念論、とりわけヘーゲル的弁証法に対する批判的観点から英米合理主義、ウィーン学団の分析哲学、POPER、WEBERなどの思想の「現代的評価」を試みる。「現代的」というのはも…

『書物の運命』

池内恵。以前より注目していた人だが、この本を読んで、めったにない才能の持ち主であることを確信した。精神的な健全さが感じられるのが何より良いし、語られる世界観にたしかな知性の裏づけが備わっているように感じられる。「岡倉天心『茶の味』と東洋の…

鈴木清順『けんかえれじい』(1966)

1966年。鈴木清順監督、86分。高橋英樹、浅野順子、川津祐介、宮城千賀子ほか。フィルムセンターのパンフレットより。 時代は昭和の初期。日々喧嘩に明け暮れながらも、恋に目覚めてしまった硬派学生(高橋)の苦い青春を描く。コミカルなタッチの中にも詩性…