2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

気分・体調悪し。思い出したのだが、メジャー化する前の上戸彩を目前にしたことがあったので追加しておこう。 読書会の候補本を覗いてみるも相応しいかどうか疑問。クザーヌスの<「思考の算数化」の自己破壊的結末>は奥深いが、難しくて消化しきれない叙述…

2697+6426=9123。760841+9123=769964。

マキノ雅弘『俠骨一代』(1967)

(92分・35mm・カラー)藤純子が高倉健の母と恋人の二役を熱演し、マキノが彼女の代表作と言う作品。自殺しかけて「乞食」に救われた竜馬(高倉)が一念発起して、芝浦で人足として働くうちに、悪徳やくざ一家と渡り合う「顔役」へと出世する物語。最下層の酌婦に…

体調、どうもぴったしこない。ドトール値上げ。クリントン復活。

マキノ雅弘『日本俠客伝 花と龍』(1969)

(112分・35mm・カラー)シリーズ9作目。火野葦平の自伝的長篇小説『花と龍』の一部を映画化。明治末期の北九州を舞台に、沖仲士の玉井金五郎(高倉)が、組を構えるまでに出世する波乱万丈の物語。マキノは撮影中に片足を骨折。完治しないままギブスをはずし…

昨晩聴いた川上末映子のラジオが面白かった。大阪のネーチャンやと思った。 他の地域の人は知らないかもしれないが、多くの関西人は「実感」と「迫力」だけで生きているのである*1。「この人の語る言葉には力がある」と前に書いたが、考えてみるとウチの家族…

フランソワ・オゾン『エンジェル』(2007)

ANGEL ベルギー・フランス・イギリス合作映画 英語 1時間59分 監督: フランソワ・オゾン 出演: ロモーラ・ガライ、シャーロット・ランプリング、サム・ニール 女流作家として憧れのセレブの座を手に入れた、食料品店の娘エンジェルの栄光と没落の人生を、…

不調。情調が低迷。 1610年、宗教対立の緩和に努めたアンリ4世が暗殺され、葬儀にふされたイエズス会学校には14歳のデカルトがいたらしく、普遍妥当性を要求する近代合理主義は、17世紀前半の危機の時代の只中から16世紀的人文主義を転換すべく誕生したので…

差別語刈り?

先日あった殺人事件について、「『神のお告げがあった。母を殺さないと自分が地獄に落ちる』などと意味の分からないことを話しているという」と容疑者の供述が紹介されていたらしく(毎日新聞)、「意味の分からないこと」っていうのはないんじゃないの?と…

今朝、夢の中に大学に入ってすぐに好きだった女の子が現れて、幸せな気分になった。(といっても、大学に入ってすぐに好きだった女の子は厳選して2人、基準を緩めると5人くらいはいる。) 今日は、池袋の新文芸坐で3月8日のゴダール特集の前売りチケット…

マキノ雅弘『日本俠客伝 関東篇』(1965)

(94分・35mm・カラー)シリーズ3作目。関東大震災後の魚河岸が舞台。男勝りの栄(南田)が切り盛りする魚問屋「江戸一」に転がり込んだ船乗り・勇(高倉)が、侠客・勝(鶴田)らとともに、「江戸一」を妨害する郷田(天津)のもとへと殴り込む。北島三郎のヒット曲「兄弟…

マキノ雅弘『日本俠客伝 浪花篇』(1965)

(98分・35mm・カラー)シリーズ2作目。大阪の半田組は、港の運送業の独占をたくらむ新沢組に、度重なる妨害を受けていた。そこへ現れたやくざの宗次(高倉)が半田組に加勢する。新沢組の代貸だった冬村(鶴田)もまた、身内の手ひどい裏切りに怒りを爆発させる…

1ページ6分の本を読み終えた。難しかった。 ハッとしたことが一つ。社会が複雑化し、各社会領域が多元化するとともに自律化し合理化されていく場合、価値基準が領域ごとに多元化しているわけだから、ある意味それは生きやすい状況であるとも考えられるわけ…