2008-06-30から1日間の記事一覧

『普遍論争』メモ

高田康成氏の書評「幻の影を慕いて」(『UP』7月号)。山内氏の著書のポイントが、次のように整理・紹介されている。 曰く、ウォルター・バーレーは素朴な実在論者ではないし、オッカムも唯名論者かどうかあやしく、アベラールは概念論者であるどころか「…

しばらく前に、九鬼周造の『いきの構造』を再読して「ふーん」と思っていたんだけど、例の図でいうと「萌え」ってのは、どこに位置づけられるんだろうね?誰かに考察してもらいたい(って、自分で考えても良いんだけど。甘味?)。 新聞に最低賃金のニュース…

春日部さんはなぜ「萌えキャラ」か?

『げんしけん』読了。最終巻では「春日部さんへの斑目の片思い」のテーマが反復されている。成田山のシーンも、部室で二人きりのシーンも、切なくて、沁みてくる。 特別編「恋と妄想の追い出しコンパ」では、春日部さんのキャラ属性が話題となっている。私見…