朝11時半にフィルムセンターに行ったら、もう『にごりえ』(今井正)は見られないとのこと。後期高齢者達の悲鳴とともにひとしきり悔しがったあと、池袋へ。
内田吐夢はやっぱり凄いわ。一乗寺下松の決闘で、宮本武蔵が彫った仏像の身体から、血が滲み出るシーンを思い出した(机龍之介ももちろん思い出した)。映画監督というより、異常心理を秘めた犯罪者にもはや近いのではないか。
明日は心斎橋。