2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ふらふら

昨晩からずっと作業にかかりきりで、ふらふら。夕方、ある冊子を持って、ドトールで読んでいると、ものすごく焦る文章が書き連ねてあって、驚いた。レアな文章なので、明日かあさってに紹介するつもり。

絲山秋子『袋小路の男』

3篇中、連作の「袋小路の男」「小田切孝の言い分」の2篇を読んだ。 「袋小路の男」は、かっこいいけどつれない作家志望の男に、高校時代から惚れ続けている30代の女性の視点から書かれている。「小田切孝の言い分」は、男性と女性の両方を客観的に捉える視…

老けた?

今日は合格発表だったようで若い大学生がたくさんいた。また帰り道に寄り道をして若い人と少し話をした。自分くらいになってくると、何か新しいことにチャレンジするというよりは、日々耐久戦といった感じで、そこらへんがもう若くはないのだなと感じる。新…

丸根賛太郎『狐の呉れた赤ん坊』(1945)

名作。 (85分・35mm・白黒)大井川の川越え人足として働く暴れ者が、捨てられていた赤ん坊を、意地を張って育てる羽目になるが、やがて子どもの素性が分かり…。孤児との交流という点でチャップリンの『キッド』も思わせる、阪東妻三郎の戦後第1作にして、情…

今日の出来事

花粉症の薬は著しく人生の質を下げる。一粒飲んだだけで起き上がれなくなり、だるさが延々と続いた。ドトールのアイスコーヒーを飲んでようやく復活。あんな薬を飲んでまで花粉症の症状を抑える必要はない。馬鹿みたい。 ひたすら作業の一日。マーラー8番を…

課題

まだまだ終わらないのでペースアップしてこなしていかないと。 あと、今日も相変わらずモヤモヤしながら考えていたこと。 私はずっと「自分は宝くじで1億円を当てても、目標を見失わずこつこつと生活していける」と思ってきたが、実際にはそうでもないかも…

ちょっとショック

スカラシップ関係の書類提出に失敗して落ち込んだ。まあセコいといえばセコい話で、仕方ないとあきらめるしかないですね。該当者のみなさんは気をつけてね。 さて今日はめちゃくちゃ多忙な日で朝から晩まで神経が休まるということがなかった。夜には「人間関…

「うつ」

『論座』を買おうと小さな本屋に入ったら、『文藝春秋』より右の論壇誌(『正論』とか『諸君』)しか扱わない職人肌な本屋だったので(安岡正篤の本とかにポップが立っている)、仕方なく渋谷陽一責任編集・季刊『SIGHT リベラルに世界を読む』を買って…

庵野秀明『劇場版 新世紀エヴァンゲリオン DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』 (1998)

公開:1998年 監督:庵野秀明 主演:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、三石琴乃、立木文彦、清川元夢、山口由里子、麦人 社会現象にまでなったテレビシリーズの最終話を映画で再び作り直すという意図で制作された『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版。テレビ…

読んだ本

『映画をたずねて 井上ひさし対談集』(ちくま文庫)は思った以上に素敵な本だったのでオススメしたい。黒澤明がノッているし、渥美清、山田洋次、高峰秀子などの会話にも生々しい臨場感がある。 小田嶋隆『人はなぜ学歴にこだわるのか。』(知恵の森文庫)…

黒澤明『天国と地獄』(1963)

大・大・大傑作。これは観ないともったいない。 (143分・35mm・パートカラー)黒澤=中井の黄金コンビによるサスペンスに満ちた誘拐劇。身代金が受け渡される特急「こだま」のシーンでは、スクリーン・プロセスを使わず実際に列車を貸しきり、8台のキャメラ…

千葉泰樹『煉瓦女工』(1940)

まずまずの佳作。 (63分・35mm・白黒)横浜・鶴見の運河沿いの長屋に暮らす貧しい人々の生活を、少女(矢口)の視線で捉えた千葉泰樹の作品。戦争直前の時勢にあって、日本人と朝鮮人一家との暖かい交流を描いたことも珍しい。検閲によって上映を阻まれ、戦…

雑感

その1。浅野元厚生官僚・宮城県知事が都知事選に出馬する見通しとなったが、石原にそのまま投票するのか、浅野を選ぶべきなのかはかなり微妙な判断だと思う。ちょっと考えてみる必要がある。 その2。少し前、柳沢厚生大臣の失言が話題になっていたが、最近…

のだめ、見終わる

Hiroumixに貰った「のだめカンタービレ」の全11話を見終わる。傑作ドラマである。上野樹里、玉木宏が素晴らしいし、瑛太、水川あさみら脇役陣も素晴らしい。才能ある知恵者がドラマ作りに関わっているのだろう。 今日は野暮用を4つほど片付けたが、月曜にも…

ベルティーニのマーラー全集

[rakuten:book:11633654:image]『リリィシュシュのすべて』を観に行きたかったんだけど、あまりに疲れているので、早めに帰って休むことにした。 ベルティーニ『マーラー:交響曲全集』を買っちゃいました。第9番をまず聴いて、次は何を聴こうかな、という…