2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

HiroumixとオタクO氏と話す。 「透明」と「障害」、Flusser、生態系からの帰納的思考、方法としての合理性。 アウストラロピテクス、ネアンデルタール人、クロマニョン人、人類の肉食と母音の発音。 茨城の大量殺人犯が人格を目的として扱っていない件。 『…

『カント』はとても面白い

坂部先生の『カント』を引き続き読んでいるのだが、これがとても興味深い。全体が詩的円環をなしているような趣がある。 ちょうどレヴィ=ストロースがルソーにその創始者をみた今日の人類学(…)が、自己のぞくする文化や自己の主体のあり方をたえず対象化…

数日前、麻生政権のもとでの10月(11月)総選挙が予想されるとして、「国が滅びる覚悟で民主党政権を誕生させてみては?」と書いたが、もちろん冷静に判断すれば、麻生政権に民主党が勝つことはほぼ考えられない。小沢代表の二番手あたりに岡田の名前が挙が…

ジャン・ルノワール『大いなる幻影』(1937)

LA GRANDE ILLUSION (113分・35mm・白黒)第一次世界大戦の戦場を舞台に、戦争の虚しさを描いたルノワールの名作。J・ギャバン、E・V・シュトロハイムなど名優が共演している。今回上映するのは、フランス国立映画センター・アルシーブやシネマテーク・ドゥ…

ETV特集「神聖喜劇ふたたび〜作家・大西巨人の闘い〜」

▽大西巨人が自らの経験を基に陸軍内部の理不尽さをえぐり出した長編小説「神聖喜劇」。91歳で現役の作家大西の姿を追いながら、今再び注目されるその作品世界を描く。/戦後文学の金字塔といわれる長編小説「神聖喜劇」。作家・大西巨人が長崎県対馬での軍隊…

NHKスペシャル 病の起源 第1集「睡眠時無呼吸症〜石器が生んだ病〜」

▽睡眠時無呼吸症は放置すれば心臓病や脳卒中をも引き起こすという。人はなぜ睡眠時無呼吸症に苦しむようになったのか。樹木希林さんが時空を超え、病の起源をたどる旅。 たいへん興味深い。アウストラロピテクス種のガルヒ(約250万年前)が石器を使用し、動…

ゴダールを見ようと思って早稲田まで行ったんだが、本の読み過ぎで頭痛がひどく、どうもゴダールを見る気分ではなかったので、東西線で飯田橋に移動することにした。代りに、早稲田界隈の古本屋を覗いて回った。 上に「小学生のときから『小学生レベルの笑い…

松尾スズキ『クワイエットルームにようこそ』(2007)

1時間58分 監督: 松尾スズキ 出演: 内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、大竹しのぶ フリーライターの明日香は仕事や恋愛や家族関係に行きづまり、ある日目が覚めたら記憶を失いクワイエットルーム(女性だけの閉鎖病棟)に居た。様々な問題を抱えた患者たちと…

坪内祐三の悪口・その2

ついでに思い出したので書くが、坪ちゃんはかつてブログで文章を書くことをえらく否定して、「商業誌で勝負しないと良い文章は書けない」みたいなことを言っていたんだが、「ああ、坪ちゃんは、自分の文章がブログ日記そのものだから、ブログの普及に過剰反…

坪内祐三の悪口

『文藝春秋』の「人声天語」で、坪内祐三が松方弘樹について書いていた。何でも浅草でマキノの『日本やくざ伝・総長への道』(1971)を見たらしく、<もしこれが予定どおりシリーズ化されていたら、『仁義なき戦い』(1973)で松方が個性を確立することはな…

これがとんでもなく凄い演奏。背筋がゾクゾクする。「モルダウ」単独でしか聴いたことがなかったのだが、第一楽章「高い城」と合わせて聴くと感動が倍増!!このCDは沖縄のブックオフ(ひめゆり通り店)で1000円でゲットしたもの。超おすすめ。スメタナ:連…

荻上直子『めがね』(2007)

1時間46分 監督: 荻上直子 出演: 小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ、薬師丸ひろ子 春まだ浅い南の海辺の小さな町で、なぜか全員めがねをかけた3人の女と2人の男の出会いの時間。行く先が見えなくなったら、世界とピントが合わなくなっ…

駅でハンカチを落した女の人がこっちに向ってきたので「何か落ちましたよ」と教えてあげようとしたら、イヤホンで音楽を聴いているので、どうしたらいいか分からなくなって、とりあえず指を差して近づいていったら、露骨に避けられた。SHOCK!! その若…

今後の政局

『週刊朝日』の宮崎×歳川対談によると、福田首相が道路特定財源の一般財源化の方向を示したことで、麻生首相での10月解散総選挙がほぼ確定とのこと。福田政権は末期症状。四月末の山口補欠選挙に負ければ責任が問われ、また自民党が勝利した場合でも、暫定税…

「論壇ありき」の「思想」?

『論座』で「ゼロ年代の言論」の特集。同世代の書き手が多数なので刺激的な面もあるが、ざっと読んだ限りでは変な感じもした。「大きな物語は失われ、旧来の戦後論壇の在り方も失効しているので、思想的な言論が活性化するための工夫が必要」というのが議論…

「このブログは限りなく独り言(=オナニー)なんじゃないか」との抗議を受けたんですけど、やっぱりそうですかね?ときどき面白いことも書いてるつもりなんですが、サービス足りないかなぁ?内容が難しい? いや、これは独り言なんですが(笑)。(←こうい…

ジャン・ルノワール『草の上の昼食』(1959)

LE DÉJEUNER SUR L’HERBE (92分・35mm・カラー)教授の婚約を祝う昼食会で、突然巻き起こったつむじ風によって、大騒ぎが始まる。マネの名画《草上の昼食》をヒントに、父ピエール=オーギュストのアトリエがあった南仏レ・コレットで撮影された作品。父が愛…

思い通りにいかない事があり、しばし考え込む。人生設計に直結する話なので心が迷い乱れたが、しかし「どの選択が幸いであるかは現時点では決定できない」との判断にいたり、とりあえずオフェンシブに人生を回転させていこうと決意する。迷っていても仕方が…

せわしない一日。事務的な仕事を済ませる。人にモノを頼むのは気が引けるけど、思い切って頼んだ。その後、いろんな人とお喋り。 あと今日は気持ち悪い空間でじっと耐え忍ぶ必要があったのだが、自由人には辛いことこの上なかった。「生きづらいんだろうけど…

桜坂劇場

那覇の下北沢。カルチャーの発信源。おしゃれカフェ、古本屋もある。 国際通りを見降ろす夜景。 ネコがたくさんうろついている。これは劇場近くのネコ。桜坂を降りるとすぐに公設市場。

ニコラウス・ゲイハルター『いのちの食べかた』(2005)

2005年/ドイツ+オーストリア/カラー/92分 監督:ニコラウス・ゲイハルター 「いただきます」の目的語は「いのち」です ご存知ですか?日本の食料自給率が先進国中最低の39%である事!輸入依存しながら世界で最も残飯(金額にして11兆1000億円の量) を…

東京は寒いさ〜。ペースが掴めないさ。とりあえずブログ更新。

戦評

<戦評> ■第1Q 14-17 ホームに東京を迎えた沖縄。この日の立ち上がりは両チームともなかなかリズムを掴みきれないなかプレイオフ進出に向け負けられない東京のデービス、ベーカーがインサイドを支配するとファウルの多い沖縄から得たフリースローを落ち着い…

琉球ゴールデンキングス@那覇市民体育館

ものすごく分かりにくい場所だが、識名園の裏の坂を降りて行ったら、そこが那覇市民体育館。近くの軽食屋で杏仁豆腐とオレンジジュースを頼む。この日は霧雨が降っていて蒸し暑い。 会場は日本人・外人問わず、チビッコがたくさん。超満員。ホットドックを食…

識名園

池の中央にお堂があってなかなかの景観美。 建物のなかでは結婚式。琉球音楽が流れてくる。 シェイディー・グローヴ。 琉球のイチロー、共産党のイチローを発見。 お墓が異様に大きい。この墓に親族が集まって酒盛りしている様子がテレビに映っていた。

定食屋

「かどや」の沖縄そばは大変美味。豚骨味が効いている。4月から25年ぶりに値上げし、小麦価格の上昇には逆らえなかった模様。 あと三越手前の筋を入った定食屋もなかなか味があった。二回ほど食べて、煮込み定食と豚のしょうが焼定食を頼んだ。 煮込み定食は…

沖縄尚学が優勝

ここはスタバ。沖縄尚学が優勝して那覇は祝福ムード。 号外も配られ、人々が寄ってくる。

ブックオフ

ここは日本最南端の駅、赤嶺駅(ゆいレール)の近くにある。朗読CDが250円でたくさん置いてあったので何枚か買った。江守徹、草野大悟、佐藤慶、岸田今日子、山本学。 これはひめゆり通り店。双葉先生の本、クーベリックのCDを買う。沖縄にもブックオフがあ…

沖縄県立博物館

小雨の一日。おもろまち駅から免税店エリアを抜けるとそこは博物館。その前の映画館で休む。本屋が入っていて岩波書店の本が充実していた。 ナショナルな文化装置としての博物館であるがゆえに「沖縄は日本か?」という違和感が浮かび上がってきて面白かった…

首里