2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

不調。気持ち的に。頭も痛いし。不全感がある。

デビッド・フランケル『プラダを着た悪魔』(2006)

監督 デビッド・フランケル 出演 メリル・ストリープ アン・ハサウェイ エミリー・ブラント スタンリー・トゥッチ エイドリアン・グレニアー サイモン・ベイカー 大学を卒業したばかりのアンディの夢は、ジャーナリストだ。しかしそんな彼女が、ひょんなこと…

イマイチ。納得できない。投げやりな気持ち。 ネットで注文を出した古本屋に直接出向いて本を買ってきた。すごくマニアックな場所にあるお店で、そこの主人と立ち話してから帰ってきた。貴重な資料を落手できたのは良かった。 それにしても気分がすっきりし…

今村昌平『人間蒸発』(1967)

(129分・35mm・白黒)失踪した婚約者の行方を追って、相手の女性とともに今村が至るところを訪れ取材するという設定。捜査が進むにつれて失踪者の隠された事実が明るみになり、女は精神的に激しく混乱する。今村たちのねばり強い探究精神は作品の迫力を支え…

アルセロール・ミタル

NHKスペシャル再放送「新日鉄トップの決断」(世界の鉄鋼王が狙う日本の高度技術▽敵対的買収を防げ▽三角合併解禁の衝撃)を視聴。極めて興味深い内容。娘の結婚式のためにベルサイユ宮殿?を借り切ったというインド人経営者ラクシュミ・ミタル氏。敵対的買収…

つかれた。きつかった。でももっと頑張らなくてはならない。 阪神8連敗。余裕で見ていたけど、本当に大丈夫なのか?

まずまず。高い本を1冊買う。明日も忙しくなりそう。 ところで楳図かずおと仲正昌樹って、顔が似てると思いませんか?サザンの桑田と若い日の長門裕之もすごく良く似ていると思う。誰か指摘しているんじゃないかと思うけど。 今日は軽自動車とタクシーが衝突…

外市

今日はイマイチ勉強が進まなかった。喫茶店で辞書を引き引き英語を読んでいたら、隣に欧米人が座って、明らかにこちらに関心が向いているようなので、決まりが悪かった。 フランス大統領選は決選投票。もしサルコジが選ばれたら国内のエスニシティー問題はど…

買った本など

Hiroumixが「充実している」と言っていたので、気まぐれもあって、大森のブックオフに行ってみた。確かに文庫・雑誌などを中心に充実しており、店内が広々と清潔な感じがするので、なかなか良い。根井雅弘『シュンペーター』(講談社学術文庫)、伊東光晴・…

今村昌平『果しなき欲望』(1959)

(100分・35mm・白黒)今村作品のおよそ半数を手掛けた撮影監督・姫田が初めて今村と組んだ作品。旧防空壕に隠された時価数千万円のモルヒネを巡って一人の妖艶な女と4人の男たちが狡猾さをむき出しにして穴掘り作業を進める。5人の一攫千金への欲望はその純…

風邪気味だったのが、風邪になった。だるいし、頭がいたいし、声が変になっている。しんどい。 佐々木毅『プラトンの呪縛』(講談社学術文庫)など、プラトン関係の本を読んだ。めちゃめちゃ面白い。ニーチェはプラトンを相当すきだったらしく、政治家志望の…

今村昌平『「テント劇場」より 盗まれた欲情』(1958)

(92分・35mm・白黒)日活アクションの興隆期に登場した“異色”の監督・今村昌平のデビュー作。劇作に燃えるインテリ青年(長門)が、猥雑な大阪の旅回り一座と行動を共にし、将来や恋愛に悩む「若さとエネルギーに満ちた田園の喜劇」(今村)。本作に対し「…

黒木和雄『浪人街』(1990)

(117分・35mm・カラー)幻の傑作と言われる1928年の『浪人街・第一話 美しき獲物』を監督したマキノ雅広(正博)監督の支持を得て、黒木がリメイクにあたった時代劇の娯楽作。マキノ的なシャープな演出とは異なるが、長年の望みだった笠原和夫に脚本を依頼…

綿矢りさのルックス

筑紫のおじいさんとテレビで話していた。動いている姿をほとんど見たことがなかったのだが、美人である。この人は。数日前『すばる』という文芸雑誌を立ち読みしていたら、『夢を与える』はベタな作品として書いたのだ、と綿矢が発言しており、ベタなのは読…

憲法記念日、ノック死去

風邪気味で身体がだるい。東京駅丸の内口に出ると、右翼の街宣車と警察と機動隊。「教育荒廃の極み」とヘタな字で書かれた車に乗った団体員が、マイクで他の車の団体員と話していて、「若林さんはよ、オンナのケツばっか追っかけてっからよ、運動に興味ねえ…

黒木和雄『TOMORROW 明日』(1988)

(105分・35mm・カラー)原爆投下までの最後の一日を送っている長崎爆心地付近の庶民を描いた黒木後期の代表作。結婚式、出産、召集令状の到着といった人それぞれの出来事を描くにあたり、黒木らは井上光晴の原作にあった時間の流れを解体し、スケッチ風の演…

黒木和雄『ぼくのいる街』(1989)

(23分・16mm・カラー)黒木自身も会員だった「平和博物館を創る会」に指名されて監督した短篇で、1945年1月の東京初空襲の際に亡くなったという東京・銀座の小学生が現代に甦る。高間賢治のキャメラは少年が銀座をさまよう姿をその目線の高さで追っている。…

サンケイ新聞か何かのネット記事。 今も「俳優」でいる自分に違和感を持っている。俳優になったのは、いわば対人恐怖症のリハビリだったという。日本人形作りの職人だった父親が、戦争によって道具を失い、生活は苦しくなった。 「おやじは手足である道具を…

黒木和雄『夕暮まで』(1980)

(110分・35mm・カラー)「夕暮れ族」の流行語を生んだ吉行淳之介のベストセラー小説をもとに、小説家の中年男と若い女の、性交渉を伴わない奇妙な不倫関係と内面の駆け引きをけだるく描いた娯楽作。終始自信が持てぬままシナリオ執筆と演出に臨んだ黒木だが…

黒木和雄『原子力戦争』(1978)

(106分・35mm・カラー)岩波映画時代の仲間だった田原総一郎のルポルタージュに刺激された黒木が、原子力発電所の事故隠蔽の体質を告発した作品。原田芳雄を主人公にしたやくざ映画の体裁をとっているが、演出にあたって黒木の念頭にあったのはカフカの「城…

今日も目立つ日だったが、目立つには目立ったものの、もうちょっとエレガントにやっても良かったかなという感じ。ただし、目立った後は頭がガンガンする。後遺症がつらい。昨日は部屋が乾燥していたため、ノドもやられた。Modern Artアーティスト: Art Farme…

黒木和雄『祭りの準備』(1975)

(117分・35mm・カラー)昭和30年代の高知県中村を舞台に、猥雑な隣人たちに囲まれて暮らす青年が、すべてのしがらみを断ち切って上京するまでを描く。中島丈博の自伝的なシナリオに、青春映画に秀でた藤田敏八監督も関心を持ったため、どちらが映画化するか…